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★★★when you are smiling★★★
 また服をバカ買いしてしまった。何といっても、わたしはおねえさんの笑顔に弱い。「にっこり」とされると、それだけで「まあ、いいかあ」と思っておさいふを出してしまう。色白のおねえさんが「9月1日から、どーんと入ってきますからね。いまがやっぱり買いですよ」と言っていた。確かにオンナノコは季節の変わり目になると、なんとなくじっとしてられなくなるのだ。しかもそれに秋だ。そして色白おねえさんの笑顔なのだ。これだけでバカ買いの条件は揃ったといっても過言ではない。
 仕事では、しろうとの女の子をかわいく撮る、という企画がけっこう多いので、そういうとき立ち会いする編集の私は、カメラマンの横で、女の子のいい表情をひきださなくてはいけない。女の子好きの私としては(へんな意味じゃなくね)この上もなくおいしい企画ではあるはずなのだが、この仕事を始めたころから、これがめっぽう苦手だ。だいたい、「じゃあ、笑ってー」と言われて、作る笑顔はモデルじゃない限り、とんでもなく固い。目が笑ってない。なので、取材の続きの話をテキトーに話したりして、自然な表情を引き出す。しかし向こうもなんとなく上の空で、目が泳いでる。クライアントのおっさんが、ギャグをくり出す。笑うわけがない。冷え冷えとした空気の中で時間だけが無駄に過ぎて、カメラマンはロールを何本も使いきる…。
 これは最悪の場合だけど、人を笑わせるのって本当に難しいのだなあと、仕事を始めたばかりの頃、思った。だいたい、そんな無理に作った表情になにか意味があるのか。自然に笑ってる(ように見える)写真が撮れても、写真としてはなんかつまんない。だから結局使う写真は取材中に真剣にしゃべってるやつだったりする。まあこういう状況の中でも、その人のもってるかわいさを引き出して、一瞬におさめられたらいちばんいいんだけど。
 じゃあ、自分はそんな笑顔が作れるかといったら、これがまったくだめ。笑顔作りがだめなら化粧でごまかすか、と立ち寄ったコスメの店員さんのこれまたにっこり笑顔に散財。世の中結局、営業スマイルの勝ちなのかもしれん。

シンディ(ペディグリー、MARX、ハスブロ)
1963年、イギリスに誕生したファッションドール。60年代頃の人形はタミーぽい雰囲気に、モッズな洋服を着てた。確か一時期はマリークワントがアウトフィットのデザインを担当していたはず。70年代に入ってからは顔ががらっと変わって、以来80年代後半頃まではこの顔が基本で、雰囲気はほとんど変わってない。1STの人形は頭と首がいっしょになったタイプ。彼氏の名前はポール。(ポールマッカートニーにちなんだ名前)

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