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★★★on a starry night★★★
 大学のときのフランス語の教科書にのってた話がいまだに気になる。ジュールというオトコが「死んだらどの星になるのか教えてくれ」と主人公に頼む。それもかなりしつこく。で、主人公はうやむやにするつもりで「すぐにはわからないから調べとく」と答える。しばらくしてから、ジュールが主人公の事務所にあらわれて「例のあれ、調べといてくれた?」と。主人公はもうやけくそで「あれだよ。あれが君が死んだら行く星だ」とテキトーな星を指さす。ジュールは「なるほど、あれが僕の星か。ありがとう」とうれしそうに帰っていく。
というまったくオチも何もない話で、しかし妙に印象に残っている。
 動物は自分の死に際をこころえているという話はよく聞く。たとえば象が自分の死に場所に行く話など。前飼ってた犬もそれをこころえていたかどうかはわからないけど、がんになって、死んでしまう2、3ケ月くらい前、ベランダにでて、星を眺めていた(ように見えた)姿が思い出される。犬に星なんか見えないかもしれなし、しかも彼女は白内障にもなりかかってたのだけど、確かに空を見上げてぼんやりしてる後ろ姿を見て、この教科書の話を思い出した。彼女に、どの星になるのか、わたしもてきとうに教えてあげればよかったのだろうか?結局、7月17日、わたしの結婚式の2日前に彼女は星になった。

デイジー
デイジーはあのマリークワントデザイン。箱についてるデイジーの形のロゴがかわいい。主に1970年代ころに販売された。商業的には成功しなかったけど、スウィンギングロンドンの時代を体現した人形として、アウトフィットとともに、とても魅力的だと思う。しかし顔はパチもんテイストの感あり。髪の毛がぼわーんと広がってしまうのもたまにキズ。

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