くいしんぼうの古本棚

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堀井和子の気ままな朝食の本
堀井和子著
白馬出版 1989年3刷
B5変型
化粧箱なし
注文番号:G-013

すべてはこのシリーズからはじまった。
いまだにこの時代の堀井さんの確かな目とスタイリングの呪縛から逃れられない元オリーブっ子は多いのではないでしょうか。言わずと知れたバイブル、白馬出版のスパイラル本シリーズ。料理暮らし本のひとつのエポックメイキングであったことは間違いなし。
「気持ちのいい朝に食べたいおしゃれな朝ごはんのいろいろそのお話と簡単レシピ」この本でコブラーを知ったなあ。なつかしい。絶版。


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ヴァーモントへの本
堀井和子著
白馬出版 1988年初版
B5変型
化粧箱なし
注文番号:G-014

堀井さんと旅するヴァーモントへの道。
「the way up to vermont--かわいい野草とベリーたち。すてきなinnやdinerのfoodそのお話と旅のレシピ」個人的な旅の日記とスクラップのようなページづくりがとても新鮮でした。もうあれから20年近く経つのに、全然色あせてないエヴァーグリーン。シリーズ4冊目の本。絶版。


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Breakfast, Brunch and Morning Coffee
Calinary Arts Institute, Melanie De Proft as Director,illustration by Franklin McMahon
Calinary Arts Institute, Chicago 1955copyright
218*155
72p
注文番号:G-015

コーヒーの香りとともに、朝ごはんではじめよう。
アメリカでは有名な調理学校カリナリーアーツがシリーズで出していた1950年代のレシピ本。国別や材料別、オケーション別でかなりの数が出てますが、その中から朝食の本を。「Begin with Breakfast!」のかけ声も高らかに朝食とブランチのメニュー、朝のコーヒー、フルーツ、シリアル、たまご、メインディッシュ、ポテト、飲み物などのレシピがぎっしり詰まってます。このシリーズ、もう1つの特徴は中面2色刷りページのイラストのかわいさ。こちらはライフやルック、シカゴトリビューンなどでも活躍していたマクマホンの50年代ぽいすてきイラストもあわせてご賞味あれ。



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The Lunch Box Cookbook
Calinary Arts Institute, Melanie De Proft as Director,illustration by Lou Peters
Calinary Arts Institute, Chicago 1955copyright
218*155
72p/裏見返しに書き込み有
注文番号:G-016


お昼のいちばんの楽しみだから。

アメリカでは有名な調理学校カリナリーアーツがシリーズで出していた1950年代のレシピ本。国別や材料別、オケーション別でかなりの数が出てますが、こちらはランチボックスつまりおべんとうの本。その名も「忙しい日のスープ」なんて名前もとびだすお弁当用のスープのページ、アプリッコットナッツブレッド、コーンブレッドなどパン、「あっという間にできる」サンドイッチやサラダ、フィリング、メインディッシュ、お楽しみのデザート、飲み物、イースターやエイプリルフールなど特別な日のためのお弁当まで。イラストのかわいさとともに見てるだけで夢がひろがるレシピブック。


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スープの本
鈴木博・村上信夫著
婦人画報社 昭和44年3版
223*160
注文番号:G-008

冬のあたたかな楽しみ-スープ好き必携の本。
婦人画報社のこのシリーズ、スパイスやコーヒーなどもでていて、装丁のかわいさでもおなじみだと思うのですが、その中でも特に出来がいいのがこのスープの本。帝国シェフといえばこの人の村上氏(写真が若い!)と元支配人鈴木氏の「帝国コンビ」の手によるものです。「スープとは」からはじまるコンソメ、クレーム、ブルーテ、ピュレ、野菜や鷄、牛、魚などの具をふんだんにつかったものなど、スープの本格的かつ網羅的なレピは、もちろんのこと、個人的に大好きなのが、その後にある「スープ物語」のページ。「スープは味の水先案内人だということ」「恋の片道切符はいけないということ」「浮身をやつさないスープの浮身のこと」などタイトルからもお分かりのように、生粋のホテルマンである鈴木氏らしい粋な小話が良いだし加減ではないですか。そのほかスープに合わせる香辛料のお話もあり。中のイラストもいちいちかわいすぎです。絶版。



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ビアードさんのパンの本
ジェームズ・ビアード著/根田春子訳/カール・ストイクレン画
文化出版局 昭和52年3刷
菊判
注文番号:G-009

フレッシュバターを添えたおいしいパンにまさるごちそうはない。
本格的ホームベーカリーの参考書として画期的な一冊でした。料理研究家として名高いビアード氏のパン指南は、おなじみのロールパン、レーズンパン、プルマンローフ、フランスパン、ふんわりドーナッツ、パンケーキから、ライ麦、プンパーニッケル、ソーダブレッド、クランベッドなど世界中のパン、カール・ゴース氏のパンや、ジェーン・グリグスンのくるみパン、マートルアレンおばさんのブラウンブレッドなど、家庭風のものまでとにかく種類が豊富。読んでるだけで自然にほっぺたがゆるんできてしまいます。それにしても、この装丁、妙にパン好き魂をそそるのはイラストの色合い、あるいはこの紙の風合いにあると思うのですが、そこまでお伝えできないのが残念。このすてき装丁の版は現在絶版、ちくまに文庫版あり。


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パン
橋口政久・西川多紀子
大門出版 昭和47年初版
180*130
注文番号:G-010

キッチュな写真とかわいいイラストでパン作り。
「パンをつくりましょう」--基本の作り方にはじまって、さまざまなパンの作り方から、シーン別のサンドイッチ、朝食セット、スナック、奥様のランチ、バーベキューやピクニック、アイディアサンドなど、楽しいパン作りの本。
ところで料理本を内容よりも、装丁やイラストで楽しんでしまう、料理本好きとして、この大門出版の料理シリーズは気になります。先日紹介したおべんとう本といい、暗めの写真(決して狙ってるわけではなく、製版のせいなのでしょうけど)に組み合わせたイラストや、書体のあしらい方が、ちょっと昔の喫茶店趣味をほうふつとさせるくすぐり系かわいさなのです。バーベキューのセッティングの後ろにすわってる犬とか、草の上のピクニック写真に若い2人って感じの線画のイラストの組み合わせ、お誕生サンドイッチは懐かしいお誕生日パーティーの食卓をほうふつとさせて…全ページスキャニングしたいなあ。絶版。



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日曜日の朝ごはん
碧海酉癸・五味恭子・松田直子/文
落合稜子・田中恒子/絵
主婦の友社 昭和52年
303*205
見返し少シミ
注文番号:G-011

ビーバーもキツネもみんな健在、日曜日の朝ごはん。
ウチではすでにおなじみですよね。主婦の友社のちびっこ料理本。こちらはシリーズ1冊目、ご覧のとおり、きつね、おおかみ、ビーバー兄弟、へんてこキャラクターたち、もちろんみんな健在です。
この本では、お母さんといっしょに作るみそしるやハムエッグから、コンビーフキャベツなどのおかず系、ピラフ、カレーうどんなどの主食系、モカフラッフやフルーツしらたまといったおやつまで、ビギナーとはいえなかなか豪華なラインナップです。絶版。


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料理の絵本
生活の絵本社 昭和52年10月発行
295*200
注文番号:G-012

生活の絵本ファンに贈る、料理の絵本。
「私の部屋」などを発行していた当時の生活の絵本社が姉妹誌として発行した「生活の絵本」創刊号からno.15までの料理の記事のみを集めた充実の総集編240ページ。「母から娘に伝える味」、「だいどころ=キッチンの絵本」、「新メアリーのクックブック」(物語形式のレシピ)、「わがやの手づくりパンとケーキ」、「北欧の家庭のお菓子」、「エブリンおばさんの料理絵本」、「野菜の絵本いろいろ」など…70年代の「生活の絵本」の魅力がぎゅぎゅっと詰まった1冊です。


おかず咄
牧 羊子
文化出版局 昭和47年2刷
四六判
注文番号:G-001

詩のように作ること、味わうこと。
開高健夫人(本名・初子)である羊子氏の食のまつわるエッセイ代表作。「食通」-という言葉には閉じこめられない「食べること」「料理すること」をとらえる、とぎすまされた感受性。春夏秋冬、季節や地方にまつわる楽しいおかず咄に、そんな彼女のエスプリがちりばめられてます。ご主人との対談もあり。装丁は娘の道子氏。絶版。


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娘につたえる私の味
辰巳浜子
婦人之友社 昭和44年3版
A5変型
注文番号:G-002

すべてのニッポンジンのグレートマザー、浜子!
「食べものはその人の手で作られ、人の手はその人の心につづいています」こういう言葉をこれほどの説得力で言える人、それが浜子。娘は言わずとしれたあの辰巳芳子。日本の家庭料理を縁の下ならぬ台所で支えてきた彼女の「手しおにかけた私の料理」の続編として生まれたこの本、それは「まだまだあれもこれも書いておいてほしい」と言った娘へのプレゼントと同時に、すべての日本女性へのプレゼントでした。お正月のお重から、にぎりずし、糟味噌漬、茶の間のお菓子まで…いまこそたたきこみたい、日本の家庭料理スタンダードレシピと心得の数々。絶版。


おばんざい 京の台所歳時記
秋山十三子、大村しげ、平山千鶴
現代企画室 昭和52年
四六判
注文番号:G-003

大正生まれ京おんな3人のおばんざい指南。
祇園の商家生まれ、バリで亡くなった大村しげをはじめとした「婦人朝日」つながりの3人が、まじりけない京ことばで語る四季のおばんざいと暮らしぶり。現在光村推古書院より装丁違いで1,700円。



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四季のおべんとう(春夏秋冬四冊セット箱入)
江上トミ・栄子
大門出版
四六判
注文番号:G-004

母の弁当あるべき姿。
こちらはトミ&栄子親子のおべんとう本。おべんとうをつくるのがめんどうなのはあまりにも飾りすぎだから、と説くトミの弁当は、確かに華美ではない。近年の料理本のスタイリングなどどこ吹く風というかんじ。季節の素材を生かし、弁当に適した味つけ、組み合わせ、そして盛りつけのちょっとした心遣い。それで十分。箱に書かれてる言葉の民芸書体がすき。絶版。


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タァータのお菓子のギャラリー
入江麻木
鎌倉書房
B5変
注文番号:G-005

タァータから、お話とお菓子の贈り物。
もはや説明不要の入江麻木氏のお菓子本。ツーガーキルシュトルテ、ワトルーシカ、プティフール、にんじんのケーキ…。どれもこれもちいさな宝石のようなお菓子を思う存分食べられたお孫さんたちがうらやましい。お話とお菓子が好きな方に…。絶版。



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the dessert and fruit cookbook
Family circle 1954年
225*158 148ページ
ヤケ
注文番号:G-006

desserts from 50's
50'sスタイルがかわいいデザートとフルーツの料理本。カスタードとクリーム、プディング、スッフルとホイップ、ワッフルとパンケーキ、ショートケーキ、チーズケーキ、ゼラチンデザート、フローズンデザート、フルーツ…といった章分けになってます。


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A picture cook book for children
by Helen Jill Fletcher 1954年
205*166 60ページ
ヤケ、表紙キズ、名前書き込み有
注文番号:G-007

キミの名前は出ています?
イギリスのちびっこ料理本。飲み物、スープ、メイン、野菜、サラダとチーズ、サンドイッチ、そしてお楽しみのケーキ、キャンディの作り方をイラストで。「シンシアのホワイトソース」みたいな感じですべての料理にちびっこの名前がついてます。中面モノクロ。



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