とくしゅう Vol.11 2002.11 |
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F.Rojankovsky's Alphabet of Many Things by Feodor Rojankovsky Big Golden Book,Golden Press 1970年 A4 角折れ 注文番号:F-149 ご存じコルデコット賞画家、ロジャンコフスキーのアルファベット本。ゴールデンブックの豪華版、ビッグゴールデンブックのシリーズで出たものです。見開き単位で、ひとつのアルファベットではじまるさまざまな言葉とその絵が描かれています。やはりP-puppetsの人形劇の舞台や、toysのマトリョーシカやおんどり、くまさん、televisionに写ってるのはいんちきミッキー?、qにトランプのqueen of heartsがあるのがいいですね!そこかしこにロジャンの味わいがつまったアルファベット本です。 |
ABC Rhymes By Carl Memling,pictures by Roland Rodegast and Grace Clarke Little Golden Books 1964年 裏表紙スレ A5 注文番号:F-150 1960年代のリトルゴールデンブックのABC。こちらはそれぞれのアルファベットからはじまる詩が載っています。すべての詩が「I'd like to be-」で始まるちびっこの夢ではじまっているところがかわいいのです。「アクロバットになりたい」、「飼育係になりたい」から、「頭のいいくまになりたい」、「釣り船になりたい」などいかしたアイディア、「シロフォンが欲しい」「シルクの傘がほしい」「ヴァイオリンがひきたい」、「貝殻で海の音を聴きたい」「星を眺めていたい」などロマンチックなものまで…。こどものころに描いた夢を思い出させるような、ステキな趣向のABCブックです。 |
Chipmunk's ABC ByRichard Scarry Little Golden Books 1963年 綴じ上部の金箔ハガレ、少ヤケ A5 注文番号:F-151 スキャリーおじさんの初期の人気キャラクター、しまりすチップマンクのABCです。いまのまんがっぽいタッチとは少し違うあの初期のタッチでりす以外にも、おなじみうさぎや、ろば、やぎたちが登場します。こちらはABCを順番に紹介しながら、りすたちの生活のワンシーンを追っているスタイルのABCブック。パーティーでのんでいるパンチとか、チーズとか、りんごとかアイスクリームとか、いいあんばいにおいしそうなものたちも登場しています。野原での、まるばつゲームも楽しそうだ…。 |
The Wonder Book of Counting Rhymes Compiled by June Pierce,Illlustrated by Virginia Parsons WONDER BOOKS 1977年 A5縦変型 注文番号:F-152 以前ご紹介した本の表紙違いのものです。中身はまったく同じなので、「中をのぞく」は以前の画像になっています。One two buckle my shoeをはじめとした数え歌のワンダーブック。イラストレーションがまたしてもかわいすぎです。最初の見開きも1から10まで、1はぞう、2はちょうちょ、3は家…といった具合にかわいいイラストとともに、数を覚えましょうというページ。ほかI love sixpenceやCounting cherriesなど、わくわくするイラストとともに、ちびっこやセサミのカウントじゃなくても、いっしょに数を数えたくなることうけあい。 |
ABC ブック-B-あおいとり 文・富盛菊枝/絵・牧村慶子、長島克夫 昭和41年 A4 注文番号:J-248 と、これまでがいこくのABCブックを紹介してきましたが、日本にだって負けないくらいかわいいABCブックがありました。昭和40年代はじめ、各家庭のちびっこが毎月楽しみにしていた世界文化社のABCブックシリーズ。アルファベット一文字で1冊、その文字からはじまる言葉にちなんだお話、単語の紹介、そして最終見開きにはお話が生まれた国のかわいい絵地図がのっています。 こちらはBの本。B is for blue, B is for bird!ということで、メーテルリンクの青い鳥のお話を富盛菊枝さんが再話、牧村慶子さんの絵がきらきらメルヘンって感じでものすごくかわいいです。単語ページの絵もかわいいです。それからこのABCブックで毎回みのがせないのが見返しのアルファベット紹介のかわいさ。この本は風船モチーフでオンナノコと猫といっしょに描かれていてめちゃくちゃかわいいです。 |
ABC ブック-C-ながぐつをはいたねこ 文・三木卓/絵・井上洋介、和田誠 昭和41年 A4 注文番号:J-249 昭和40年代はじめ、各家庭のちびっこが毎月楽しみにしていた世界文化社のABCブックシリーズ。アルファベット一文字で1冊、その文字からはじまる言葉にちなんだお話、単語の紹介、そして最終見開きにはお話が生まれた国のかわいい絵地図がのっています。 こちらはCの本。C is for Cat!ということで、長靴をはいた猫のお話を三木卓、そして若き日の井上洋介コンビが紹介しています。それから、単語ページと、導入部分のイラストは和田誠が担当。Cをライオンの大きく開けた口にみたてたり、一面の黒ベタのページにネオンカラーのような色合いの線画で描いた猫などが楽しめます。地図はフランス周辺。見返しのページのアルファベットはイースターたまごモチーフでこれまたかわいいです! |
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ABC and Counting Rhymes illustrated by Mary Horton Wonder Books 1963年 A5 少ヤケ 注文番号:F-144 ワンダーブックのシリーズは、いろいろなABCブック、カウンティングブックがでていますので、今回もその一部を紹介しようと思っていますが、その1つ、メアリーホートンのもの。1冊で、ABCとかぞえ歌を楽しみながらお勉強しようという本です。前半はアルファベット、後半は「One two buckle my shoe」などマザーグースをはじめとしたかぞえ歌が紹介されています。 |
Brian Wildsmith's Animals to Count Star Bright Books,NY 1996年 102*145 注文番号:F-145 以前、ABC本もご紹介したワイルドスミスのこちらは数の本。動物たちを数えて数を勉強しましょうというものです「ANIMALS」に登場する動物はじめ、お得意のタッチでいきいきと描かれています。ちいさなポケットサイズのボードブックです。 |
A Child's First Picture Dictionary By Lilian Moore Wonder Books 1948年 図書館印、カード、ヤケ、表紙角スレ、1ページ下方にちいさなヤブレ A5 注文番号:F-146 リリアンムーアのワンダーブックの名作ちびっこ辞書。以前、再版の大判の方を紹介したのですが、こちらが初版オリジナルで通常のワンダーと同じ大きさになります。ふんわりしたタッチの絵と単語とかわいいヒトコト文で構成された、とてもほのぼのとした気分にさせるちびっこディクショナリーです。図書館本で状態があまりよくありませんので、少しお安くさせていただきました。 |
Work Time Written by C.Carver & C.H.Stowasser,Illustrated by Leslie Wood Oxford Univ Press,Great Britain 1968年 A5変 注文番号:F-147 英語のサブテキスト、ワークブックなどで有名なoxford univ.プレスが1960年代に出していたソフトカバーのOxford Colour Reading Booksのシリーズです。レスリーウッドのかわいいイラストとともに、楽しんで英語のお勉強。こちらはワークタイム。鼻の上にカップをのせて「ワンカップ」「トゥーカップ」そこにオンナノコが「フェザー(はね)」でくすぐって、おっこちちゃって「ノーカップス」と、くすっと笑えるネタからはじまります。そのほか前置詞や単語など、かわいい絵を見ながら楽しく学べるよう、さまざまな趣向がこらされたワークブックです。 |
Story Time Written by C.Carver & C.H.Stowasser,Illustrated by Leslie Wood Oxford Univ Press,Great Britain 1972年 A5変 注文番号:F-147 英語のサブテキスト、ワークブックなどで有名なoxford univ.プレスが1960年代に出していたソフトカバーのOxford Colour Reading Booksのシリーズです。レスリーウッドのかわいいイラストとともに、楽しんで英語のお勉強。 こちらはシーン別のストーリー(というより小ばなし)をみながら、単語や短いセンテンスをお勉強する本です。色づかいがとてもかわいいイラストで、眺めてるだけでも楽しいです。 |
Fun Time Written by C.Carver & C.H.Stowasser,Illustrated by Leslie Wood Oxford Univ Press,Great Britain 1973年 A5変 注文番号:F-148 英語のサブテキスト、ワークブックなどで有名なoxford univ.プレスが1960年代に出していたソフトカバーのOxford Colour Reading Booksのシリーズです。レスリーウッドのかわいいイラストとともに、楽しんで英語のお勉強。 このシリーズ、ほかのものでもくすっと笑える小ネタがあちこちにあるなあと思っていたのですが、この本はファンタイムというだけあって、特にそれが全開。転びネタ&ずっこけネタが多いですが。見ようによってはけっこう不条理ネタも。モンティパイソンの国だもの、ってとこでしょうか。 |