長い耳がふたつ。くるくるっと丸いしっぽ。
ふわふわ毛皮のにくらしいほどかわいい生き物。

昔飼ってたうさぎはクリスマスの日に来たのでサンタといいました。
好物はポッキーとなっぱとトルコキキョウの葉。
おっかけっこをして、追いつめられると「ブウ」と鳴きました。
(そう、うさぎって鳴くのです!)
暑い夏がやってくる日に突然いなくなったサンタ。
最後の力をふりしぼって、してくれたキスを忘れません。

※こちらの本は現在ソールドアウトになっております。
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ハネスうさぎのクリスマス
バーナデット。ワッツ作/森山京訳
講談社
B5変型
カバー
クリスマスのワッツ本、第2弾です。ハネスうさぎは、森の郵便屋さんです。クリスマス前のプレゼントや郵便の配達で大忙し。あまりにも郵便物が多すぎて配達できないハネスを森の動物たちが助けます。バスケットやにぐるまや、そりを作ってくれたり…でも最後は、もっとカンタンで、楽しい方法が見つかったようですね。



ぼくおかあさんのこと…
酒井駒子作/絵
文渓堂 2000年初版
A4変型
『よるくま』でおなじみ酒井さんのうさぎ本。おかあさんにすなおになれないうさぎの男の子のきもちに、ちっちゃいときの自分のきもちを投影したり、おかあさんの立場としては、すこしくすぐったいキモチになったり。うさぎの子の顔が無表情のようでいて、すごく表情豊か。「キライ!」の顔がかわいすぎで、キューとします。




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うさぎおんどりきつね
レーベデフ文・絵/うちだりさこ訳
岩波こどもの本 1996年第3版
207*164
1920年代から1930年代にかけて、マルシャーク、チェコフスキーらとともに、大胆で新鮮な絵本を精力的に作りだし、ソビエトのみならず、世界のちびっこ本界に大きな影響をあたえたレーベデフ。以前紹介した「しずかなおはなし」もマルシャークとこの人のコンビでした。
こちらは1924年と比較的初期の作品で、黒を基調にした中で、さし色の赤や青がとても効果的に使われています。お話は「うさぎとおんどりときつね」、小品「きんのたまご」の2本。「うさぎと…」は氷の家に住むきつねと木の皮の家に住むうさぎ、春になってきつねの氷の家が溶けてしまって、きつねはうさぎを追い出して、うさぎの家に住みます…。とここまで書いたら、お気づきの方もいるのでは?あのノルシュテインの「狐と兎」の原作ともなった民話です。




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こうさぎのクリスマス
松野正子さく/荻太郎え
こどものとも249号 福音館書店
1976年
ちょっと季節はずれになってしまうのですが、とてもすばらしくもかわいい本なのでお許しを…。「こぎつねコンとこだぬきポン」などこころあたたまる動物のお話を書かせたらいちばんの松野正子氏のお話に、洋画家荻太郎のほんわかしたうさぎの絵。2ひきの兄妹思いのうさぎたちのクリスマスのお話です。版元品切。




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FUNNY BUNNY
LITTLE GOLDEN BOOKS 1986年
by Alice and Martin Provensen

しっぽがないうさぎが自分のしっぽをさがしにいく話。これは、もうほんっとにかわいい本です。わたしのゴールデンブックス研究人生の中で、no.1に好きなイラストレーターの1人、プロベンセン夫妻。アメリカのイラストレーターでは殿堂入りの人です。マーティンの方は亡くなってしまいましたが、アリスは健在、のはず。ゴールデンブックスの神話の本でイラストレーターソサイエティの受賞もしてますが、それはもうちょっとかたいタッチでわたしはこっちのタッチの方が好きかなあ。他にスティーブンソンのchild's garden of versesのイラストとか、もうどうかしちゃうようなかわいさ。絶版。2001年のクリスマスイベントでは、これのポップアップ絵本もご紹介しました。




うさぎたち登場
あひる好きのうさぎ
寝るのが好きなうさぎ
A surprise For Mrs.bunny
Written and illustrated by Charlotte Steiner
Wonder books 1953年

8ひきの兄弟うさぎたちはおかあさんうさぎにプレゼントをするため、それぞれ自分が大好きな色をたまごにぬります。シャーロットスタイナー描くちいさくてかわいいうさぎたちに注目!絶版。




●まっしろなうさぎの兄弟にひとりだけぶちのこうさぎ
●心配でスポッティーを探し回るおかあさん


Spotty
by Margret Rey/pictures by H.A.Rey
Houghton Mifflin Company
あのキュリアスジョージでおなじみ、マーグリットと、H.Aレイ夫妻によるうさぎのお話です。あのかわいいタッチと色づかいで語られるのは、ぶちがあるために、おじいちゃんのパーティーにおいてきぼりにされてしまう、スポッティーといううさぎのこと。おかあさんは他の子と同じように愛しているのだけど、みばが、他の子とちょっと違うだけで、どうしてもパーティーに連れ出す勇気がでなかったのです。でも最後はめでたしめでたし。スポッティーがどのように解決したか、周りの人たちはどんな行動をしたか、とても簡単な英語で書かれているのでぜひ読んでみてください。お互いが違うものでも肩を並べて生きられる、そんなヒントを与えてくれるはず、まさにタイムリーな1冊です。世界中に居を構え、あるときフランスでナチスの手から逃れるため自転車で逃げたこの夫妻だからこそのお話です。(しかしイームズ夫妻といい、めおとは自転車ですね、やはり。)ペーパーバックのものもでていますが、この本はきちんとハードカバー装です。





おかあさんはおでかけ
おおあばれ中
カモミール飲まされ中
Peter Rabbit
by Beatrix Potter/Pictures by Adriana Mazza Saviozzi
LITTLE GOLDEN BOOK 1979年

あのベアトリックスポターの名作です。イタリアのアドリアナの絵が新鮮な感じ。なかなかこういうタッチで見るピーターたちもオツなものです。お話はもちろんマクレガーさんの畑で大暴れして、逃げてきて、しょんぼりしてカミツレ草飲まされてる〜のアレです。おかあさんのかわいいピンクの水玉エプロンにちゅうもく!絶版。




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Tim detective
Les Album Roses 1972年
by Pierre Probst

フランス版ゴールデンブックスシリーズのアルビュムロゼの中から、あのカロリーヌちゃんシリーズでおなじみ、ピエールプロブストの1冊を。この人、ほんとうに動物を描かせたらぴかいちです。表情、動作がとにかくかわいくて。トシをとってもぜんぜん老いてないというか、つねに年代によってタッチもどんどん新しくなっている人ですが、実は個人的にはこの頃のタッチ(初版1962年)がいちばん好きです。
内容は、うさぎ小屋からとびだしたティムが、探偵になっておかあさんにわとりのために、ひよこを見つけてあげるお話です。ずぶぬれになって、耳をぞうきんみたいにしぼってるティムがかわいい。




うさぎおやこ
おにのいぬ間に…
犬登場
Pluche le petit lapin gris
Story by Revena,Illustration by Bernice Myers
Bebe-Libre 1979年

Whitman社のtell-a-taleのフランス版、ちっちゃなちっちゃなbebe-libreシリーズから、かわいいちいさなグレイのうさぎのお話です。ぴょんぴょん元気なうさぎのプルームお母さんとこどもたち、でもニガテなものもありました。ある朝、まだ人も番犬もねしずまっているお家の庭にうさぎたちはやってきて、にんじんやチューリップなど食べ放題。ところが犬が起き出してきて…。
とにかくこの本、イラストのかわいさが絶品で、とくに最後のページの星空のところとか、表紙まわりにうすくはいっているうさぎの絵など、ほんとはどのページもぜんぶスキャニングして載せたいくらい。うさぎ好きのツボ押されまくりです。





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Contes des quatre saisons
Carl de Haas et al,Illustrated by Janusi Grabianski
deux coqs d'or,Paris 1969年
A4変型
注文番号:F-221
価格:\4,800


「ねこねここねこ」「しあわせなちょうちょう」でおなじみグラビアンスキーのイラストがたまらない一冊です。表紙はうさぎ、そして裏表紙にはお得意のねこが登場。ほか、犬に小鳥、はりねずみ、そしてちびっこたち…と、グラビアンスキーの筆うなりまくり。
内容は「四季のおはなし」のタイトル通り、春夏秋冬クリスマスにちなんだお話がオムニバス形式で載っています。主人公のクローディーヌとフレドリックをはじめ、さまざまなちびっこたちが、詩やうた、季節の話題とともに、さまざまなエピソードをくりひろげます。イースター、夏のキャンプ、初雪、クリスマスなどなど…。またお話の合間に、マッチ売りの少女などアンデルセンや、シャルルドレンズなどのおなじみのお話も挿入されてます。かなり分厚い本で、フランスのちびっこはまさにこれで1年分のお話オッケィといったかんじです。



お腹が空いた…
食べまくり!
みんなが見にきて
The Hungry Baby Bunny
by Alf Evers,Pictures by Bea Rabin Seiden
Wonder books 1974年

同じくワンダーブックから、ピンク色の目と耳と鼻のあかちゃんうさぎの絵本を。ある日、お百姓さんは、赤ちゃんうさぎにえさをやるのを忘れてしまいます。夜中、お腹がすいたうさぎは、レタス畑にやってきます。ちょっとだけレタスを食べようと思っていたのです。ところが、野生のうさぎたちもやってきて…。気づけばレタス畑にひとり、って感じのカットが笑っちゃうほど、かわいいです




いろいろやってみる
よかったです
the golden EGG BOOK
by Margaret Wise Brown, pictures by Lilian Obrigado
Little Golden Book 1987年

マーガレットワイズブラウンのイースターにちなんだお話に、リリアンオブリガードのちょっとなつかしいふんいきの絵。お話は、たまごをみつけたひとりぼっちのうさぎ。たまごの中で何か動いていることに気づくと、なんとかしてたまごを割ろうと思います。でもちっちゃなうさぎにはそんな力はなくて、いつの間にかいねむり。すると…。なんか最後におともだちをみつけて、だきあってるうさぎを見ると、ワケもなくきゅーんといたします。




ふくろうのおじさんにきく
いろんな音を考えちゅう
The Whispering Rabbit
LITTLE GOLDEN BOOKS 1992年
By Margaret Wise Brown, Illustrated by Cyndy Szekerees

数多くのちびっこ本名作を残した、マーガレットワイズブラウンの作品です。彼女の作品はどちらかというと夜のイメージ。(おやすみなさいおつきさまのせいかな…)そして、いつもさわり心地のいいふわふわした毛布に包まれているような気がします。この本も、ブラウンのやさしくてふわふわした感性が思いっきり発揮されてる1冊で、表題のとおり、ささやくような声で読みたい絵本です。うさぎがかわいい口をあけてあくびしたら、ちいさなはちがのどに入って眠ってしまいました。大きな声ではちを起こしたらかわいそうと思ったうさぎは、思いつくかぎりのしずかな音をささやきます。虫の呼吸、草が揺れる音、雪が解ける音、花が咲く音…そして、最後にいちばんいい音を考えついたうさぎ。その音とは…。







LITTLE COTTONTAIL
Carl Memling/Lilian Obligado
LITTLE GOLDEN BOOKS
1988年

Cottontailははやく大きくなりたいうさぎのおとこの子。おかあさんはいろんなことを教えます。絵のオブリガード嬢がうさぎ好きとあって、うさぎの動きや、生態がとてもかわいくもリアルに描かれています。世のうさぎ好きにおすすめですな。





ポケットから手をふるティモ
お花をプレゼント
ブーメラン対決
Timoleon decouvre L'oceanie
Hachette 1973年
by Jacques Galan Text by Danel Francois

カロリーヌちゃんでもおなじみ、かわいいちびっこ本をいまもたくさん出版しているハチェット社から1970年代にシリーズものとしてでていた大型本です。フランス版ゴールデンブックでも活躍していたジャックガランが描くかわいいうさぎのティモレオン(ギリシャの人ではないですが…)が世界の五大陸を旅するシリーズです。この本はオセアニアということで、カンガルーとボクシングしたり、ブーメランであそんだり、はりねずみせんせいの学校や、コアラの家庭訪問などなど…。ご覧のとおり、イラストがかわいいのはもちろん、カンガルーのポケットチャックバージョン、ボタンバージョン、おりたたみ式バージョンの比較図ーなんていうような、画面のすみずみにまでかわいいユーモアがしかけられていて、くすっと笑いがこぼれること間違いなし。ちなみにこの本、70年代に金の星社から邦訳出版されてましたがこちらも品切。




博物館にて
サウナとコサック
こどもたちに冒険ばなし
Timoleon decouvre L'europe
Hachette 1973年
by Jacques Galan Text by Danel Francois

カロリーヌちゃんでもおなじみ、かわいいちびっこ本をいまもたくさん出版しているハチェット社から1970年代にシリーズものとしてでていた本です。フランス版ゴールデンブックでも活躍していたジャックガランが描くかわいいうさぎのティモレオン(ギリシャの人ではないですが…)が世界の五大陸を旅するシリーズです。ギリシャの博物館や、フラメンコに挑戦したり、フィンランドでトナカイとサウナ、ドイツのお城などでおおあばれ。ヨーロッパ生まれの童話の主人公たちが総登場のページも。




トビラ
もちものはなんだかヘン
らくだのこぶで遊ぶ
Timoleon decouvre L'afrique
Hachette 1972年
by Jacques Galan Text by Danel Francois
315*215

カロリーヌちゃんでもおなじみ、かわいいちびっこ本をいまもたくさん出版しているハチェット社から1970年代にシリーズものとしてでていた本です。フランス版ゴールデンブックでも活躍していたジャックガランが描くかわいいうさぎのティモレオン(ギリシャの人ではないですが…)が世界の五大陸を旅するシリーズです。この本はシリーズ最初の作品でティモはアフリカに旅します。ちょっと持ち物がへんてこだけど、アフリカにでかけたティモ。やはりまずは百獣の王、ライオンにごあいさつ。きりんの背丈をはかったり、らくだのこぶの上に乗って電車ごっこ、象の床屋にいったり、サイとテニスをしたり大忙し。イタズラのユーモアもさえまくり。




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こうさぎのぼうけん
ヴィルとカーラハンセン・さく/やまうちきよこ・やく
学研新しい世界の幼年童話シリーズ20 1970年初版

以前紹介したグラマトキーやセンダック、マルシャークやレナートラッセルなど、世界の名作といいつつ、かなりマニア受けするあっぱれなラインナップだった、今は亡き学研の幼年童話シリーズ。その中からデンマークの作家、ハンセン夫妻の作品を。こぐまが主人公のまんが「ペッツィ」の作家としても知られる2人ですが、こちらはこうさぎのお話。森のトロルを探しに、うまれてはじめてのちいさな冒険にでかけます。大きな帽子がかわいいです。版元品切。




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JEANOT-le liever joue des tours
N/A Mulder & Zoon, Amsterdam 1958年
180*210

こちらはちょっとした仕掛け本で、おもしろ発明のようなベッドとたるで作った自動車に乗ったうさぎが、ペダルをこいでいて、足の部分が回転する仕掛けになってます。タイトルの「いたずらっこの野うさぎ、ジャノ」の「いたずらっこ」の意味であるjoue des toursを直訳すれば「回転させて遊ぶ」という意味になり、そのへんの言葉あそびも1つの仕掛けになっているところが楽しい本です。お話の内容は、ジャノが起こすさまざまないたずらに大人たちが困るというもので、いたずらジャノはもちろん、お洗濯したり、ひげそりをしたり、釣りをしたりしてるおとなのうさぎたちの表情もイキイキしててかわいいです。(印刷はアムスになってますがテキストは仏語です)




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le lievre et la tortue
fable recontee par J.Lewis, Images by B.& B. Rutherford
editions des deux coqs d'or 1974年

イソップの「うさぎとかめ」をJ ルイスが再話したものです。おなじみのお話に、ライオンときつねもオブザーバー役で登場、「どっちが早い」かウォッチングしてます。まゆげが妙に濃いおひとよしっぽいうさぎさんと、赤いぼうしをかぶったかめさんがいい味だしてます。この本の中のおひるねシーンはバックナンバーの「うさぎ集合」のところで拝借させてもらいました。のんきな春の午後ってかんじがいいですなあ…。




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Pookie
Written and illustrated by Ivy L. Wallace
Collins 1963年

またしても表紙がきせつはずれで申し訳ないですが、これもとてもかわいい本なので…。イギリスで1940年代に出版されて以来、もはや定番シリーズとなったアイビーウォレスのうさぎものがたり、「プーキー」のシリーズ第1作です。このプーキー、ふつうのうさぎとちょっと違うところは…お昼間はごはんのときでさえ眠いくせに、夜になると目がぱっちり。おかあさんも手をやいてます。でもいちばん他のうさぎと違うところは、プーキーには羽があるのです!そんな羽のせいでみんなにバカにされたプーキーは旅にでます。さまざまな冒険をしながら、永遠のおともだち、ベリンダに出会い、ホタルブクロの森に住みつくことに…。空とぶうさぎプーキー、かわいいうさぎ家族に妖精たち、森の仲間たち、きのこの家…なんともドリーミーなうさぎフェアリーテイルです。




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BECKY THE RABBIT
BY GENE DARBY/PICTURES BY EDWARD MILLER
Benefic Press 1964年

ジーンダービーのどうぶつの冒険シリーズの1冊。(ほかにふくろうやりす、スカンクなど小動物のシリーズです)ベッキーというおかあさんうさぎとそのこどもたちの絵本です。もともと就学前のちいさい子用なので、言葉もくり返しとカンタンなフレーズばかりです。ベッキーは子だくさんですから、とにかくうさぎだらけ。そういえば、イースターのうさぎも「繁栄」の象徴であるという説がありますよね。ちいさいのも大きいのも元気いっぱい野原をところせましと走り回っています。最後のページにはうさぎの説明、うさぎの描き方、ボキャブラリーのページがあります。



Sonny the Lucky Bunny
by Marcia Martin,Pictures by Art Seiden
Wonder Books 1954年
A5

アートセイデンのイラストがとてもかわいいうさぎのお話。ソニーはたくさんの兄弟の末っ子です。彼がラッキーバニーと呼ばれているヒミツは、足の裏にある4つ葉のクローバーのしるし。まだまだ小さくて外に遊びにいけないソニーは、毎日たいくつで冒険がしたくてたまりません。ある日、にんじんパイを作っているおかあさんがでかけたスキをねらって、ソニーは冒険にでかけます。ライオンとダンスしたり、鏡のような湖を見つけたり…。



Peter Cottontail and Reddy Fox
by Thornton.W.Burgess,Pictures by Carl Hauge
Wonder Books 1954年

「山ねずみロッキーチャック」の原作者としてもしられるバージェスのピーターうさぎとレディーフォックスのお話。緑が森の池のそばでのんびりくつろいでいたピーター。そこへレディーフォックスがやってきておおあわて。あわてて逃げ出して水の中にとびこんでしまったピーターはうまく逃げられるでしょうか。