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アイラのおとまり バーナード・ウェーバー作・絵/まえざわあきえ訳 徳間書店 1998年2刷 A4変型 かつてライフのグラフィックデザイナーだったウェーバーによるちいさな男の子の物語。はじめておとなりのレジーのうちにとまりにいくことになったアイラ。でも、おねえちゃんに「いつもいっしょに寝てるくまのタータは連れて行かないの?」と聞かれたことから、果たして連れていくべきか、いかざるべきかで悩みはじめます。レジーにばかにされたらどうしよう…でもタータがいなければ眠れないかも…はたしてアイラの運命やいかにー。 「自分だけの宝物」があったかつてのちびっこなら、だれでもお話の最後ににっこりしてしまうのではないでしょうか。とくにそれがくまの人なら、かなりぐっとくるはず。ちびっこのときの「たいせつなもの」、それはときに奇妙だったり、笑っちゃうようなものであっても、やっぱり自分にとってはワンアンドオンリーなんですよね。やさしくて、おしゃれなアイラのパパとママはそのことをよーくわかってたみたいです。版元品切。 |
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ぼく、ひとりでいけるよ リリアン・ムーア作/ジョーヤ・フィアメンギ絵/神宮輝夫訳 偕成社 1983年第17刷 A5変型 「村上さん?」とあのなつかしい元首相の名前でたずねたくなるような、豊富なまゆげですが、れっきとしたちびっこアライグマ。お母さんのいいつけで、はじめてひとりで夜の森へとびだした、いわばはじめてのおつかいアライグマ版です。はじめての夜の森はすこしも怖くないと空いばりのアライグマなのですが、「あの水の中のやつ」を怖がるのうさぎの言葉につられて、ほんとうに怖くなってしまいます。果たして、水の中のやつの正体はいかに…。 ちびっこアライグマの表情のちょこちょこ歩いているようすがとてもかわいくて、顔をくしゃくしゃにして無理に笑うところとか、こっちもニヤニヤしてしまいます。中面のブルーと黒の2色使いがとてもきれいな森の夜の絵本です。 |
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Litte 1 by Ann & Paul Rand Harry.m.Abrams,inc. 初版1962年,printeed in USA みんなが大好きなモダンデザインの旗手、ポールランドの絵本の1冊。御存じない方も、あのIBMのロゴを作った人といえば、お分かりでしょう。いわゆる夫婦ユニットであったアンの韻を踏んだリズミカルな言葉に合わせて、ポールのデザインが空間を小気味よく踊ります。だから、この本は日本語で読むより、ぜひ原語である英語の韻の感じといっしょに楽しまないと、本物じゃないと思うのです。この色彩感覚、空間構成は、まさにランド節。お話は小さくたったひとり、棒のような「1」がお友達を探していくもの。最後についに出会ったのが…。ところで、このポールとアン、夫婦ユニットといいましたが、この本が出る1962年よりちょっと前に離婚してるのですね。その後、もう1度組んでやった仕事が孤独とはじまりを表すナンバー、「1」だった、ってのがなんか意味深でもある…。そんなことを考えながら結末を読むと、また深い。 |
Yupi a l'ecole by Pierre Probst LES ALBUMS ROSES 1966年 Printed in France A5変型 このトゥインクルブックスでイチオシしていくLITTLE GOLDEN BOOKSシリーズ。これはそのシリーズのフランス版で、あの「カロリーヌちゃん」シリーズを描いたピエールプロブストがイラストを担当。ここでは、カロリーヌちゃんの8ひきの仲間のうちのユピーが主人公。はじめて学校へ行くことになったユピー。はたしてどんなことが起きるのか…。テキストは子ども向け、かんたんなフランス語なので、フランス語のべんきょうにもいいのでは。 |
南部っぽいおやしき かいぶつ登場! 裏表紙 |
みつばちじいさんのたび フランクストックトンさく/モーリスセンダック絵 みゆよしなつややく 学研版新しい世界の幼年童話シリーズ 1972年17刷 230*185 ストックトンは、アメリカの児童雑誌「セントニコラス」の副編集長であり、彼自身も同雑誌に投稿し続け、オルコットや、バーネットらとともに当時の児童文学黄金時代を築いた一人。その往年の名作に、かのセンダックが新しく絵をつけたもの。物語はみつばちじいさんが、わかいまほうつかいに「あなたはなにかの生まれ変わりだ」と言われ、自分は何なのかを探しに旅に出るというもの。途中、得体の知れない怪物の出てくるところもまさにセンダック好みなお話。これはほんとノリノリで描いてる感じがよくでています。この版は品切。童話館から再販もされました。 |
雪山のきつね てぶくろ買ってきたよ |
てぶくろをかいに にいみなんきち・ぶん/わかやまけん・え ポプラ社 昭和50年12版 A4変型 わたしのご当地児童文学者である新見南吉のほのぼの名作童話に、「こぐまちゃん」シリーズでおなじみ、わかやまけん氏のかわいい絵がついています。いまはいもとようこさんの新装版もでていますが、わたしはこの若山氏の絵の方がどちらかといえば好きです。簡略化された絵ですが、シンプルな分だけ、お話のテーマを引き立たせているような気がいたします。この表紙を見ただけですでに胸にきゅんとくるものがあります。あとがきは巽聖歌。 |
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くんちゃんのはじめてのがっこう ドロシー・マリノさく まさきるりこやく ペンギン社 1990年第14刷 A4変型 原題では、くんちゃんはBUZZY BEARです。でもくんちゃんっていう方がこのくまのこに合ってるような気がします。はじめて学校に行く日のドキドキ感を描いたお話です。くんちゃんが学校のペースにいまひとつついていけないんだけど、それを見守る先生がいい。すごくいい。先生とはこうあるべき、ほんと。この「くんちゃん」シリーズはあと6冊あって、どれも2色使いの色を抑えた感じのほんとにやさしい絵です。この色選びが季節に合ってて、すごくいいんですよ。もちろん、アメリカでは学校は9月はじまりなので、これは秋の本。くんちゃんのおとうさんがりんごとってたり。もうページをめくれば自分の周りだけすっかり秋って感じです。定価978円。 |
さんりんしゃもちいさい かざぐるまは手元でまわるだけ |
ティッチ パットハッチンスさく・え/石井 桃子やく 福音館書店 1996年53刷 A4変 以前「ロージーのおさんぽ」「ヒギンスさんのとけい」を紹介したイギリスのパットハッチンスの超有名な代表作です。この人は、色づかいのかわいさもさることながら、画面の使い方がやはりうまい。ちいさなティッチ(なにげにオンナノコにみえるけど、オトコの子です)のもちものはなんでもおにいさんやおねえさんより、ちいさくてなんとなくつまんなく感じてしまう。でも最後にはどんでんがえしが…。 |
トビラ おわり |
ちびっこタグボート ハーディー・グラマトキーさく/わたなげしげおやく 学研版新しい世界の幼年童話シリーズ 1972年17刷 230*185 函有 のりものを愉快に描く人といえば、やっぱりまずアタマに浮かぶのはグラマトキー。そしてその代表作であるLittle Tootは、ディズニーで映画化されました。(彼はもとディズニーのアニメーターなのですが)広告や、雑誌、水彩画などでも有名な、彼のさらさらっとした筆さばきをとくとご覧あれ。カラーもいいけど、モノクロでも墨絵のようななめらかなタッチが生きています。 お話はだれにも相手にされなかったちびっこのタグボートが手柄をたてるもの。彼がニューヨークイーストリバーにあった仕事場から川に浮かぶ船を見ながら思いついたお話といわれています。グラマトキーといえば、やはり渡辺茂男氏の訳で。 |
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ちいさいタネ エリック・カールさく/ゆあさふみえやく 偕成社 1990年初版1刷 A4変型 先日「みづゑ」の記事を見て以来、いまちょっと自分内ブームな、エリックカールの作品から、なんとなく春といえば、思い出すこの本を。秋に生まれたちいさなタネが、さまざまなところを旅して、大きな花になり、そしてまたタネを生むまでのハラハラドキドキなお話です。 エリックカールの本といえば、「はじめに20万語もアイデアがあり、それが20個に絞られ、1冊の絵本ができあがる」という氏自身のコトバ通り、シンプルかつ大胆な絵とコトバが、超剛速球で、子供たちに届き、ときに大笑いさせ、大喜びさせる…それじゃあ、オトナはどうかというと、これまた我を忘れて驚いたり、喜んだりしてしまう、そういう底力が彼の作品にはあるなあと思います。深読みすれば、できないことはないのだろうけど、とりあえず、そういうことは忘れて、シンプルにオプティミスティックに、楽しんで欲しいです。 |
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こうさぎのぼうけん ヴィルとカーラハンセン・さく/やまうちきよこ・やく 学研新しい世界の幼年童話シリーズ20 1970年初版 240*190 以前紹介したグラマトキーやセンダック、マルシャークやレナートラッセルなど、世界の名作といいつつ、かなりマニア受けするあっぱれなラインナップだった、今は亡き学研の幼年童話シリーズ。その中からデンマークの作家、ハンセン夫妻の作品を。こぐまが主人公のまんが「ペッツィ」の作家としても知られる2人ですが、こちらはこうさぎのお話。森のトロルを探しに、うまれてはじめてのちいさな冒険にでかけます。大きな帽子がかわいいです。 |
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ペレのあたらしいふく エルサ・ベスコフさく・え/おのでらゆりこやく 福音館書店 1996年30刷 A4横 すっかりこちらではおなじみのベスコフですが、こちらは羊さんと仲良しの男の子のお話。羊をたいせつに育てているペレ。おたがい、だんだん大きくなるに連れて、ひつじの毛はのびて、ペレの服は小さくなりました。そこでひつじの毛で洋服をつくることにしたペレ。おばあさんには草とりをするかわりに、毛を紡いでもらったり。お手伝いすることで、いろんな人の協力を得て、できあがったのはとってもおしゃれな青いスーツ。ベスコフのあのやさしい色彩のイラストはもちろん、おばあちゃんのつむぎのまわりの窓や、農場、したてやのお家のティーセットなど、そこここにいかにもスウェーデンって感じの暮らしぶり風景が楽しめる1冊です。 |
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あるきだした小さな木 テルマ・ボルクマン作/シルビィ・セリグ絵/花輪莞爾訳 偕成社世界のカラー童話 1983年33刷 深い深い森の中にはえていたちびっこの木が、パパの木、ママの木とおわかれして、あたらしい居場所をさがしに旅にでるお話です。さまざまな人々に出会いながら、ちびっこの木はオトナになっていきます。独立と、自分で獲得する自由という、いかにもフランスらしいテーマがいっぱいの夢とともに描かれていて、巻末に「赤い風船」のことが言及してあるのですが、やはり、おなじようなおおらかさをもつお話であるなあと思います。 もう1つ、この本、シルヴィ・セリグの絵が色づかいといい、タッチといい、モロ好みです。当時のこの偕成社のシリーズは以前紹介していた「マルチンのはつめい」や、センダック、ベッティーナ、ヘルベルトレンツ、バーニンガム、アーディゾーニ、スロボトキン、ビルピートと、ビジュアルがじゅうじつした本が多いシリーズでした。 |
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NICOLE A Litte French Schoolgirl by Maud Frere,illustrated by Nadine Forster Random House, NY 1966年 A4変型 以前ごしょうかいしたle journal de Veronique(ヴェロニクの夏休みの一日)のシリーズの英語版、ここではヴェロニクの名前はニコルになっています。(ちなみにこのシリーズ、フランスでは、ちびっこ本のための賞、ロワジールジュンヌを受賞してます)タイトル通り、こちらは学校でのニコルのお話で、表紙には「フランスのオンナノコは学校や家でどんなことをしてるのでしょう。アメリカのオンナノコたちに、フランスの家庭のようす、生活を紹介します」と書かれています。最後のページには英語とフランス語の単語の対訳あり。 主人公のニコルが一人称で、はじめて学校に行った日のこと(オンナノコらしく同級生の服が気になってます)、いとこと遊んだり、水ぼうそうにかかってお休みする間、ビーズ作りをしたことなどを語ってます。ナディンヌのかわいいイラストとともに、フランスの小学生の日常がのぞける楽しいお話です。 |
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A Friend is "Amie" by Charlotte Steiner Borzoi Book, 1956年初版 ハードカバー、ダストジャケット 260*194 とにかくタメ息モノのかわいさですよね‥。チェコ生まれで、1940年代から活躍したシャーロットスタイナー、代表作「ルル」や「キキ」シリーズのほかにも、以前ご紹介したイースターうさぎ本など、ワンダーブックでも活躍した人です。この本はミリィというオンナノコがパリからやってきたリリというオンナノコと会って、はじめはお互いにすこしテレてるのですが、すぐにトモダチになるお話。ミリィがハンカチを指さすと、リリが「un mouchir」と答えるというふうに、お話を通して、フランス語の単語が勉強できるというしかけになっています。裏表紙、見返しのところも単語集になっています。このお話、じっさいにスタイナーが体験した出来事だったようで、さいしょのところに「ポケットブックをもっていた小さな女の子へ」という献辞とともに、そのときのオンナノコとおぼしき後ろ姿が。彼女のちいさいとき、はじめて会った異国の友達との思い出の時間が、この色鉛筆のかわいい風合いで焼きつけられているのかあと思うと、泣けます。ちいさいとき、オンナノコどうしのおともだちってこんな感じありましたよね! これ、ダストジャケットをとるとこれまた激カワの表紙が登場するのですが、こちらはお手元に届いてのお楽しみということで‥。 |
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しりたがりやのふくろうぼうや マイク・サラー作/デービッド・ビースナー絵/ せなあいこ訳 評論社/1993年3刷 210*182 夜のうすぐらい色合いがページ全体を通して流れていて、やわらかな夜の静けさみたいなものを感じる本です。とてもしりたがりやのふくろうのこどもは毎晩、お母さんに「星はいくつあるの」とか「海はどのくらい深いのとか」質問します。そのたびにお母さんは「数えてきてごらん」とか言って、子供は納得するまで夜通し星を数えたりして、朝にはぐったり眠ります。 ちびっこ時代ってそういえばたくさん知りたいことがあって、そのたびに質問ぜめにしたもんですが、途方もない質問にも、ただ「わからん」というのではなくて、こういう答え方ができるふくろう母がステキですね。 |
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Small Bear's Name Hunt by Adelaide Holl/drawings by Pat Bargielski Garrard Publishing Co., Illinois 1977年 230*170 日本では「くまくんおやすみ」が紹介されているアデレイドホールの1970年代の「small bear adventures」シリーズの中の1冊。パットバージェルスキーのやさしいタッチの線画で、このちびっこぐまとおかあさん、お友達のブリンキーたちなどとの森でのお話のシリーズです。 スモールベアは、自分の名前が気に入りません。そこで、森のいろんな動物たちの名前をたずね歩きながら、自分の名前を考えはじめます。はたしていい名前が見つかるのでしょうか…?お話も、中面の上品な2色の色使いの感じも、くまの「くんちゃん」シリーズに似てるので、お好きな方にはおすすめです。 |
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Over And Over by Charlotte Zolotow,pictures by Garth Williams Harper and Row,NY 1957年copyright ハードカバー/A4変型 ちいさいときって、1年のいろいろなことがあたまの中にごちゃごちゃにあって、今度はどんな季節がめぐってくるのかな、どんなことが起きるのかなあとわくわくして待っていたような気がします。そんな小さいときのキモチをそのままお話にしたのが、シャーロットゾロトウ。以前「ちいさなモミの木」を紹介しましたが、心温まるお話がお得意の人ですよね。そして絵はこちらもおなじみガースウィリアムズ。 まだ時間の観念がない、ちいさなちいさなおんなのこ。曜日も月も季節もまだまだ分かるはずがありません。ゆきだるまもハロウィンのかぼちゃもバレンタインもみんなごちゃごちゃの思い出です。そして、ある日、雪が降りました。ちいさなおんなのこは思います。「雪が降ったら、なにか楽しいことがあったはず」そしてたずねます。 「次は何があるの?」 この質問とともに、ページの中でおんなのこの1年が過ぎていきます。クリスマス、イースター、夏の休暇、感謝祭…それは、やさしい光に包まれた季節。この本を開くたびに、いつでも戻れる、ずっと続いている時間です。 |
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ラオのぼうけん ルネ・ギヨ文/中谷千代子絵/中谷千代子・長野るり訳 講談社世界の絵本シリーズ 昭和51年6刷 A4変型 以前こちらでも「こいぬの月世界探検」を紹介したフランスのルネ・ギヨ。一時期アフリカに暮らし、こいぬシリーズや、「野生のプリンセス」、「ゾウの王子サマ」など、たくさんの動物文学を残したギヨの唯一の絵本作品であり、遺作となったものです。中谷さん自身もルネ作品が大好きだったそうで、この作品で動物たちをたくさん小さな子たちに紹介したいというルネの意図をきき、何度も打ち合わせを重ねて描いたのだそうです。そのせいか、登場する動物たちや、ジャングルの様子は、いつもの中谷さんのあいきょうのあるひょうひょうとしたタッチにくわえて、リアリティをも感じる絵に仕上がっています。 お話は、ちいさなライオンの子、ラオが道に迷ってしまいますが、ふだんライオンに襲われている動物たちは帰り道を教えてくれません。そんなとき、やさしいチンパンジーのおじいさんが現れます。 名作の多い講談社世界の絵本シリーズ、表示はフランス・日本の合作になっています。絶版。 |